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有限会社ヨコヤマオートグラス

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‘993’ カテゴリーのアーカイブ

 

 

 

 

 

 

 

今回も御殿場インターチェンジ近くのラセール様で

作業をさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

ポルシェ993カレラです。 空冷エンジン最終モデルですから

空冷ポルシェファンには人気がありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

左リヤフェンダーの塗装の為、板金屋さんがガラスを外しております。

塗装工程が終わったので早速取り付けに掛かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

下側に水が廻ったと思われる後がありますね。

鉄板の合わせ目から中に水が入っていたのかなと

推測します。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろなケースがありますが、基本的にはシール不足

がほとんどの原因ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

先ず得意?の彫刻刀を使ってシールをはがします。

 

 

 

 

 

 

 

 

下地がだいたい整いました。 下側のサビの部分は

プライマーで処理します。 意外と面倒なのがルーフライニングの

接着剤ですね。 これがシール面に残るとシールがボディに付きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラセール様の鈑金担当、H氏です。 普段はスケベな事ばかり

考えてますが、ここぞという時は大変頼りになる方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラスの下側に付いているアルミモールです。

過去に何度も脱着されてる様なので、サビが付着し

劣化しかけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

モールを綺麗にしてから脱脂をして、純正シールテープを

巻いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボディ側はこれでOK。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラス側もシールし直しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルのようにシール材を選びます。

たかがサイドガラスですが、ひとつの箇所に

三種類のシール材を使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェザーストリップゴムによってガラスを固定しますが、ひもを使って入れるやり方は60年前ぐらいからの技法です。 たしかメルセデスが最初かな?

 

 

 

 

 

 

 

ボディ側に最後のシール材を充填します。

 

 

 

 

 

 

 

 

またまたラセールさんのH氏、横には恐そうですけど

とても腰の低いK氏が、いつもみんなのサポートをされています。

すばらしい連携だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

組みあがりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この様に塗装とガラス脱着が連携するとすばらしい

仕上がりになります。

ブログオーナー

ヨコヤマオートグラス 代表

代表の横山です。

当社では、「このガラスは交換できない」と他業者で言われたガラス交換も多数行ってきました。 その車の歴史、その部品の意味を知り尽くしているからこそできる仕事だと自負しております。

ブログではその修理の様子をご紹介しておりますので、ぜひともご一読下さい。